セキセイインコの飼い方を解説【必要なものや飼育費用も紹介】

セキセイインコの飼い方を解説【必要なものや飼育費用も紹介】インコ
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この記事はセキセイインコを飼っている私の経験から、「セキセイインコの飼い方を解説【必要なものや飼育費用も紹介】」というテーマで紹介する体験ブログです。

これからセキセイインコを飼いたいとお考えの人、飼育に必要なものを知りたい人、飼育費用が知りたい人は是非ご覧ください。

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セキセイインコの飼い方を解説

セキセイインコは体が小さく鳴き声も他の鳥と比較して小さいため、ペットの中でも飼育がしやすい鳥です。

とはいえ、繊細な生き物なので基本的な飼育方法に沿って大切に育てる必要があります。

この記事では初めてセキセイインコを飼う人を想定し、飼育のイメージがわきやすいように1日の流れで飼育方法を解説します。

セキセイインコの飼育を1日の流れにまとめると次のようになります。

【セキセイインコ飼育の1日の流れ

  1. ケージカバーをあけて明るくする
  2. 汚れた敷材を交換する
  3. 餌を交換する
  4. 水を交換する
  5. インコの体重を測る
  6. 放鳥して運動させる
  7. 日光浴させる
  8. 餌と水を交換する(必要に応じて)
  9. ケージカバーをかけて暗くする

朝から夜の流れでひとつずつ詳しく紹介していきます。

ケージカバーをあけて明るくする

まず朝起きたらインコのケージのカバーをあけて明るくし、インコを起こしてあげましょう。

本来、野生のインコは日の出に合わせて起床し、日の入りに合わせて眠るという規則正しい生活をしています。

逆に現代の人間の生活は夜も部屋を明るくしているので、生活リズムが崩れて体調を悪くしないように明るさを調整してあげる必要があります。

ケージカバーを使って明るくしたり暗くしたりすることで規則正しい生活をさせてあげましょう。

※後述もしますが、ケージカバーがなければ大きめのタオルなどで代用することもできます。

汚れた敷材を交換する

インコのケージの底に敷いている敷材がフンや餌で汚れているので、敷材を新しいものに交換します。

この時、インコが1日に何粒くらいフンをしたかや、フンの状態が正常かを確認しておきましょう。

フンが少なかったりフンの色や形や水分量に異常があった場合は、体調が悪くなっている可能性が高いです。

敷材は専用のものも販売してはいますが、吸水性が良く安価なキッチンペーパーやティッシュがおすすめです。

餌を交換する

餌入れをケージから取り出し、古いエサを捨てて新しいエサを補充します。

餌は殻付きのシード餌かペレットが一般的です。

ペレットは好き嫌いがあって成鳥になってからでは食べない子もいますが、栄養バランスがよく作られているので、可能であればペレットがおすすめです。

殻付きのシード餌は安価で鳥も好んで食べる場合が多いですが、栄養の偏りがあるため不足する栄養素を青菜などの副食で補ってあげる必要があります。

また、たまに野菜や果物などのおやつをあげると新しい味を覚えて喜びます。

インコが食べられるものは限られていますので、食べても良いものか調べてから与えるようにしましょう。

水を交換する

ケージから水入れを取り出して中の水を交換します。

この時に水入れの内側をしっかり洗って汚れやぬめりを落とすようにしましょう。

水入れに汚れが残っていると菌が繁殖しやすくなり、インコが体調を崩す原因になります。

また、インコにあげる水はミネラルウォーターではなく、微量の塩素が含まれて消毒された水道水をあげるようにしましょう。

インコの体重を測る

インコをケージから出して体重計にのせて体重を測ります。

インコは体調が悪くなると餌をあまり食べなくなったりするので、体重が落ちやすいです。

また、餌を食べすぎたり栄養のバランスが偏っていると肥満になることもありますので、適正な体重をキープできるように毎日体重を測って管理してあげる必要があります。

体調が悪くて餌を食べれないときでも、病気を隠すために食べるふりをすることがありますので、見た目だけでなく体重で健康管理するのが一番確実な方法です。

体重計は料理に使われるキッチンスケールが使いやすくておすすめです。

放鳥して運動させる

一日に30分~1時間ほど放鳥をして運動をさせます。

ケージの中では飛び回ることができずに運動不足になってしまうことがありますが、ケージから出して飛ばせてあげることで運動不足やストレスの解消になります。

放鳥の時間はなるべく決まっていた方が良いですが、基本的には飼い主さんの都合が良いタイミングでOKです。

このとき、おもちゃで一緒に遊んだりたくさん話しかけてあげると喜びます。

日光浴させる

セキセイインコが体内で必要なビタミンを生成するために、日光浴をさせる必要があります。

日光浴をすることでカルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンD3を生成しますが、ビタミンD3の生成が不十分だとカルシウムがうまく吸収されずにカルシウム欠乏症になるリスクがあります。

日光浴はガラス越しでは効果が少ないため、ケージのまま屋外に出すか、網戸越しに30分ほど日光浴をさせるようにしましょう。

ケージ全体に日光が当たると、暑くても逃げ場がなくなってしまうので、日陰を半分くらい作ってあげる必要があります。

また、ケージを屋外に出すときにはしっかりフタが閉まっていることを確認して、インコを逃がしてしまうことが無いよう十分注意してください。

気温や天気の様子をみて大丈夫そうなら、なるべく毎日日光浴させてあげることをおすすめします。

餌と水を交換する(必要に応じて)

夏場の気温が高い時期には水入れの中に菌が繁殖しやすくなります。

基本的には一日に1回の交換で良いのですが、水がぬめりやすいときは必要に応じて水を交換してあげるのが望ましいです。

また、シード餌に関しては食べ終わった殻が餌入れの表面に積もって、中の餌が食べにくい状態になることがあります。

その場合は表面の殻を吹いたり振るったりして取り除いてあげましょう。

ケージカバーをかけて暗くする

日が暮れたらケージカバーをかけてケージの中を暗くしインコを休ませます。

前述したとおり野生のインコは日の出に合わせて起床し、日の入りに合わせて眠りますが、なかなかこの規則正しい生活リズムに人間が合わせることは難しいです。

そのため、ケージカバーをかけて暗くすることでインコを先に眠らせてあげましょう。

セキセイインコの飼育に必要なもの

セキセイインコの飼育に必要なものは次のとおりです。

【セキセイインコの飼育に必要なもの】

  • 鳥用ケージ
  • 餌入れ
  • 水入れ
  • とまり木
  • 温度計
  • おもちゃ
  • 保温用品
  • ケージカバー

ひとつずつ詳しく紹介していきます。

鳥用ケージ

まずはセキセイインコがほとんどの時間を過ごすお部屋が必要です。

ペット用のケージなら何でもよいというわけではなく、餌入れや水入れが設置できて鳥の出し入れや敷材の交換がかんたんな鳥用のケージを用意しましょう。

セキセイインコは体が小さいのであまり大きいケージは必要ないですが、小さすぎるとストレスになりますので、次の製品くらいのサイズのものを選ぶようにしましょう。

※2羽以上で飼育する場合は適宜もっと大きいサイズを選ぶようにしてください。

餌入れ

ペレットやシード餌を入れるための餌入れが必要です。

基本的には餌が入る器ならなんでもOKです。

とはいえ、セキセイインコは餌をくちばしで掘ってまき散らしてしまうことがあるので、以下のように飛散防止用の囲いがついた鳥専用の餌入れを使うと散らかりにくくて便利です。

水入れ

飲み水を入れるための水入れが必要です。

底が深くてインコがおぼれてしまったり、インコが誤ってこぼしてしまわないように、鳥専用の水入れを使用することが望ましいです。

上で紹介した餌入れが水入れとしても使えるのでおすすめです。

とまり木

とまり木はセキセイインコにとって椅子のようなものであり、休憩するのにかならず必要です。

ほとんどの時間をとまり木で過ごすことになるので、適切な素材や太さのものを選びましょう。

おすすめなのは木材などの天然素材のもので、太さが直径で1.25cm~2.5cmほどのものが良いです。

適切な太さは個体差によってバラつきがありますが、インコがとまり木を掴んだときに円周の3分の2くらい掴める太さがちょうどいいとされています。

とまり木の素材はコンクリートやヤスリ付きで爪とぎ機能を持たせたものも販売されていますが、インコの脚が傷つくなどの事故が起こりやすいので避けたほうがよいでしょう。

参考として天然素材でちょうどいい太さの商品リンクを貼っておきます。

温度計

セキセイインコは寒すぎたり暑すぎると体調を崩してしまいます。

飼い主が適温に調整してあげるための目安として温度計が必要です。

温度だけでなく湿度も重要なので、温度と湿度がひとつで見れる温湿度計がおすすめです。

おもちゃ

セキセイインコがケージの中で退屈しないようにおもちゃを入れてあげましょう。

おもちゃはケージに吊るすタイプやボール状のものなど、様々な種類があります。

個体によって好きなおもちゃが違うので、いろいろなタイプのおもちゃを与えて反応を見てみましょう。

注意点としては、インコが間違って飲み込んだりしない大きさであることや、金属や化学物質などのインコに害のある素材でない天然素材のものを選ぶようにしてください。

まずは手ごろで入手しやすいマンチボールなどがおすすめです。

保温用品

セキセイインコは寒さに弱い生き物なので、季節によっては保温してインコの周りを暖めてあげる必要があります。

インコの保温におすすめなのが保温電球+サーモスタットの組み合わせです。

安価で揃うことに加えて、サーモスタットにより適温をキープしてくれるのでとても便利です。

詳しくは以下の記事で紹介していますので、もっと知りたい人は是非ご覧ください。

ケージカバー

インコが規則正しい生活をできるように明かりを遮るケージカバーが必要です。

ケージカバーは光が透けない素材の大きなタオルなどでも代用が可能です。

セキセイインコの飼育費用

セキセイインコの飼育にかかる費用は次のとおりです。

初期費用

セキセイインコの飼育にかかる初期費用は20,000~40,000円くらいです。

この価格はセキセイインコ自体の生態価格や、飼育グッズの質によって大きくバラつきます。

最低でも20,000円くらいあればセキセイインコの飼育が始められますが、なるべく快適な暮らしをさせてあげるために適切な飼育グッズを選んであげましょう。

毎月の費用

セキセイインコの飼育にかかる毎月の費用は1,000~3,000円くらいです。

毎月かかる費用は主に餌代です。

ペレットかシード餌かによっても値段の差がありますが、おやつや副食によってもバラつきます。

とはいえ、食は健康への大切な要素なので出費を惜しまずにしっかり栄養のあるものを食べさせてあげましょう。

そのほかに、敷材などの消耗品費もかかりますが、安いキッチンペーパーなどを使えばほぼかかりません。

病院などの緊急費用

セキセイインコが病気やケガをしてしまったときの病院代などの緊急費用は0~50,000円くらいです。

動物病院は人間と違って健康保険が使えないので、どうしても高くついてしまいます。

病気の症状や入院の日数によってはもっと高くなる可能性もあるので、ある程度の医療費は覚悟しておく必要があります。

どうしても心配な人はペット用の保険に加入するなどの対策をしましょう。

大前提として、ペットがケガや病気をせずに健康で幸せに暮らせるよう、飼い主さんがしっかり注意して健康管理をしてあげることが大切です。

まとめ

セキセイインコの飼い方や必要なもの、飼育費用についての紹介、いかがでしたでしょうか。

セキセイインコは飼いやすいうえにとても愛情深く可愛らしい鳥です。

もしセキセイインコを飼ってみたいと考えているなら、是非この機会に飼育方法をイメージしてからペットショップに行ってみることをおすすめします。

それでは今回はこの辺で。

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