インコの保温は保温電球+サーモスタットが便利【アイデアを紹介】

インコの保温は保温電球+サーモスタットが便利【アイデアを紹介】インコ
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インコが寒くないように温めてあげたいんだけど、何かいい方法はないかな?

インコの保温には保温電球とサーモスタットがおすすめです!

具体的な使い方についても教えてほしいな!

それでは保温電球とサーモスタットの使い方と設置方法を解説します!

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インコの保温は保温電球+サーモスタットが便利

セキセイインコをはじめ小鳥の保温は保温電球+サーモスタットが便利なのでおすすめです。

保温電球は2000~3000円、サーモスタットは3000~5000円くらいでそれぞれ購入が可能です。

これらを使えばとても安い予算で適温に暖めてくれるシステムが作れるのでとても便利ですよ。

保温電球やサーモスタットについて、それぞれ詳しく説明していきます。

保温電球とは

保温電球とは、別名「ひよこ電球」とも呼ばれており、ひよこをはじめとする小鳥の飼育環境を適温に暖めるために使用される電球のことです。

通常の電球と違って発光はせずに熱だけを放出するのが特徴で、まぶしくならないのでペットの飼育環境を整えるのに最適です。

とくにセキセイインコをはじめとする小鳥は、体を覆う羽根が保温材の効果を担っており、外部からの熱を通しにくくなっているので、パネルヒーターなどの表面を暖める道具では十分な保温効果が得られません。

鳥の保温は呼吸により暖かい空気を体内に循環させることで、体の内側から暖めてあげることが重要です。

保温電球は電球自体が発熱することにより周りの空気を暖めることができるので、鳥類の保温にぴったりなアイテムとなってます。

とても便利な保温電球ですが、電球の本体がとても熱くなるので、ペットが直接触ってやけどをしないようにカバー付きの物を使用することをおすすめします。

私はカバー付きで取扱い店舗の多いミニマルランドの40Wのカバー付き保温電球を使用しています。

※私はケージが少し大きめなので40Wを使用していますが、小鳥に使用する場合はケージが小さければ20Wでも十分だと思います。

注意点として、カバーは付いているもののカバー上部がとても熱くなるので、ペットが直接触らないように囲ったり、ケージの外側に付けて直接触れないようにするなどの工夫が必要です。

サーモスタットとは?

サーモスタットとは、自動で温度を調節してくれる装置のことです。

保温電球と組み合わせて使用することで、センサーが温度を検知して設定している温度に保つように自動で電球のスイッチをON-OFFしてくれます。

セキセイインコは南国の生物なので、健康な通常状態で20~25℃が最適な温度とされています。

また、体調が悪いときなどは保温療法によって回復を助けてあげる必要があり、看護温度は28~31℃とされています。

サーモスタットを使えばダイヤルを指定の温度に合わせておくだけで、自動的に設定温度をキープしてくれるので、インコの状態に応じて最適な温度に調節することが可能です。

私はシンプルで使いやすいデザインと温度幅の最適なミニマルランドのサーモスタットを使用しています。

サーモスタットを使うときの注意点としては、センサーの取付け位置が保温電球に近すぎたり逆に遠すぎたりすると、誤差がうまれて最適な温度に調整できない恐れがあります。

センサーは保温電球から適度に離して、なるべくインコがいる近くに設置してあげることで、インコにとって最適な温度がキープできるでしょう。

セキセイインコの飼育に適した設定温度については以下の記事に詳しくまとめているので、是非こちらもご覧ください。

インコの保温器具設置のアイデアを紹介

保温電球+サーモスタットを使用して設置のアイデアの一例として、私が実際にやっている設置方法をご紹介します。

実際に設置した様子

保温した熱が外に逃げないようにするためと、エアコンの設定温度にケージ内の温度が影響を受けないように、ケージ全体を少し大きめのビニールカバーで覆っています。

※保温電球をケージの外に設置する場合、ケージカバーは実際のケージサイズよりワンサイズ大きめのものを使うようにしてください。

保温電球の設置

保温電球はインコが直接触ってやけどしないように、ケージの外にラックを使用して設置しています。

ちなみにこのラックは100円ショップで購入したまな板ラックを使っています。

※ケージの中に保温電球を設置する場合は、カバー上部が熱くなるのでカゴで覆うなどの対策が必要です。

サーモスタットの設置

サーモスタットは保温電球の近くの壁にかけて設置しています。

温度センサーや保温電球のコード長さとの兼ね合いがあるので、なるべくケージの近くに設置しましょう。

温度センサーの設置

温度センサーは保温電球から適度に離してケージの中間あたりにインシュロックを使って設置しています。

インコがいたずらしないようにケージの外側に設置した方が良いでしょう。

WEBカメラの設置

万が一、サーモスタットの故障などでケージ内の温度がおかしくなったらいち早く気付けるように、ケージ内に別の温度計を設置して異常がないかも確認しています。

外出中でも異変に気付けるように、写真手前にあるWEBカメラを使って出先からもこまめにケージ内の温度を確認するよう心掛けています。

保温電球+サーモスタットの設置方法は以上ですが、ビニールカバーを使った保温用ケージの作り方も紹介します。

ビニールカバーを使った保温用ケージの作り方

まずは大きめのビニールカバーを設置する前段階として、ケージに骨組みを取付けます。

ケージの横幅+保温電球設置スペースの横幅の長さの木材を2本用意します。

木材はホームセンターで100円程度で購入ができて、指定の長さに加工してもらうこともできます。

それぞれの木材に2箇所ずつ切り欠きをつけます。

※小さなノコギリやカッターなどで簡単に加工できますが、苦手な場合は切り欠きは無くても大丈夫です。

ケージの上部に細めのインシュロックで木材を固定します。

このときに切り欠きを付けておくとインシュロックが食い込んでケージにしっかり固定することができます。

※切り欠きがをつけない場合でもしっかりとインシュロックを締め付けてなるべく強く固定するようにしましょう。

木材を2本ケージ上部に固定した様子がこちらです。

ここまでできたら、用意したワンサイズ大きめのビニールカバーを被せれば保温用ケージの完成です。

このように全体を覆ってしまえば、ケージ内はインコの最適温度ケージ外は人間の最適温度に分けて快適なくらしができます。

まとめ

保温電球+サーモスタットを使った保温方法や設置のアイデアの紹介、いかがでしたでしょうか。

この方法ではインコにとって重要な保温環境を、安価で入手しやすい材料で簡単につくることができます。

また、保温設備をつくることで、インコと人間にとってそれぞれの適温に分けて快適な暮らしをすることが可能です。

まだ保温環境が整っていない人は、この機会にぜひこの方法を試してみてくださいね。

それでは今回はこの辺で。

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